近年高齢化の進展により、ひとり暮らしの高齢者が増加し続けています。身寄りがいない方はもちろんのこと、身寄りがいてもいざというときに頼れない状況の方もおられます。
このような高齢者を支援する、あるいは障がいをお持ちの方を支援する仕組みとして、「身元保証サポート」「見守りサービス」といったサービスが増加してきました。
これまでサービスの名称さえ統一されていませんでしたが、令和6年内閣官房身元保証等高齢者サポート調整チーム:高齢者等終身サポート事業者ガイドラインにて、【高齢者等終身サポート事業】と定義づけられました。
超高齢化が一層進むわが国では、高齢者等終身サポート事業への期待はますます大きくなることは容易に想像できますが、この分野での法整備が未だ整っていないことから、同業界による一定のルール作りや研修等を行い、業界の健全な発展を促進する業界団体の設立が急がれる状況にあります。
そこでこの度、同業界について現場での長い活動経験を有し、業界の健全な発展に熱意を持つ有志の事業者が結集し、【全国高齢者等終身サポート事業者協会】を設立する運びとなりました。
目的
本会は、高齢者や障がい者等の終身にわたる支援の必要性の増大に伴い、これらの支援・サポート事業(以下「高齢者等終身サポート事業」という)の健全な発展を図るとともに、利用者の安心と理解が得られるよう、サービスの質の向上と適切な情報の提供に努め、併せて会員相互の連絡・協調に資することを目的とします。
